Table of Content |
Stats |
Skills |
Skill Ascension |
Related Items |
Gallery |
Sounds |
Quotes |
Stories |
Stats
Lv | HP | Atk | Def | CritRate% | CritDMG% | Bonus EM | Materials | Total Materials |
1 | 821 | 19.05 | 46.92 | 5.0% | 50.0% | 0% | ||
20 | 2108 | 48.95 | 120.55 | 5.0% | 50.0% | 0% | 1 3 3 20000 | 1 3 3 20000 |
20+ | 2721 | 63.19 | 155.6 | 5.0% | 50.0% | 0% | ||
40 | 4076 | 94.65 | 233.08 | 5.0% | 50.0% | 0% | 3 2 10 15 40000 | 1 13 18 60000 3 2 |
40+ | 4512 | 104.76 | 257.98 | 5.0% | 50.0% | 24 | ||
50 | 5189 | 120.5 | 296.74 | 5.0% | 50.0% | 24 | 6 4 20 12 60000 | 1 33 18 120K 9 6 12 |
50+ | 5770 | 133.98 | 329.95 | 5.0% | 50.0% | 48 | ||
60 | 6448 | 149.72 | 368.71 | 5.0% | 50.0% | 48 | 3 8 30 18 80000 | 1 63 18 200K 9 14 30 3 |
60+ | 6884 | 159.84 | 393.62 | 5.0% | 50.0% | 48 | ||
70 | 7561 | 175.56 | 432.33 | 5.0% | 50.0% | 48 | 6 12 45 12 100K | 1 108 18 300K 9 26 30 9 12 |
70+ | 7996 | 185.67 | 457.24 | 5.0% | 50.0% | 72 | ||
80 | 8674 | 201.41 | 496.0 | 5.0% | 50.0% | 72 | 6 20 60 24 120K | 1 168 18 420K 9 46 30 9 36 6 |
80+ | 9110 | 211.53 | 520.91 | 5.0% | 50.0% | 96 | ||
90 | 9787 | 227.26 | 559.67 | 5.0% | 50.0% | 96 |
Skills
Active Skils
通常攻撃·王家の弓術·葦ノ矢 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最大3段の連続射撃を行う。 ダメージがより高く、より精確な 照準時、雷霆の力が矢先に集まり、攻撃と共に発射される。チャージの時間により、異なる効果を発動する。 ·1段チャージ:雷元素が集まった矢を放ち、 ·2段チャージ:敵を貫く 空中から矢の雨を放ち、凄まじいスピードで落下し地面に衝撃を与え、落下時に範囲ダメージを与える。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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古儀·鳴砂牽雷 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
轟雷を集めて 「神霊に憑依する司祭、穴を泉に変える術師…砂海の歌い手の間ではそういう人たちの物語が語り継がれてるけど、僕はそれが伝説じゃないって知ってる。だって、彼らは僕たちのご先祖様なんだ。」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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秘儀·瞑光貫影 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
秘儀を行い、「静思瞑影」状態に入る。その間、セトスの通常攻撃は敵を貫く この状態のとき、セトスは狙い撃ちができなくなる。 瞑弦の矢によるダメージは重撃ダメージと見なされる。 この状態はセトスが退場すると解除される。 沈黙の殿の書庫には、キングデシェレト時代のアフタモンの書籍が数多く所蔵されている。本には強力な秘儀が数多く記されているが、沈黙の殿の中でも、それらの力を掌握できる者はごくわずかだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Passive Skills
猿月の顕現 | |
ミニマップで周囲の |
黒鳶の謎掛 | |
狙い撃ち射撃をする時のセトスの元素エネルギー1ポイントにつき、チャージ時間-0.285秒。この方法で、チャージ時間は0.3秒になるまで短縮でき、最大20ポイントの元素エネルギーをカウントする。発射時、発射した矢が |
砂王からの賜物 | |
セトスは「熱砂の眩影」効果を獲得し、 「熱砂の眩影」効果時間中、後述のどちらかの条件を満たした場合、効果は解除される。 ·貫影の矢が最初に敵に命中した5秒後。 ·4本の貫影の矢が敵に命中した後。 この効果を受けた貫影の矢が最初に敵に命中してから15秒後、再び「熱砂の眩影」効果を獲得できる。 |
Constellations
シュラインの謁霊歌 | |
寂秘のパピルス | |
後述のどちらかの条件を満たした場合、セトスの ·狙い撃ち射撃で元素エネルギーを消費する。固有天賦「黒鳶の謎掛」を解放しておく必要がある。 · · |
昇月賢哲へのオード | |
最大Lv.15まで。 |
真実のプリュマージュ | |
荒神烈砂のエピグラフ | |
最大Lv.15まで。 |
巡日のパイロン | |
Skill Ascension
Gallery
360 Spin
Idle #1
Idle #2
loc_gallery_vid_combat
Sounds
Title | EN | CN | JP | KR |
Party Switch | ||||
Party Switch when teammate is under 30% HP | ||||
Party Switch under 30% HP | ||||
Opening Chest | ||||
Normal Attack | ||||
Medium Attack | ||||
Heavy Attack | ||||
loc_combat_sound_1000008 | ||||
Taking Damage (Low) | ||||
Taking Damage (High) | ||||
Battle Skill #1 | ||||
Battle Skill #3 | ||||
Sprinting Starts | ||||
Jumping | ||||
Climbing | ||||
Heavy Breathing (Climbing) | ||||
Open World Gliding (Start) | ||||
Open World Idle | ||||
Fainting |
Quotes
Audio Language:
Title | VoiceOver |
初めまして… | |
世間話·思考 | |
世間話·物音 | |
世間話·通学 | |
雨の日… | |
雷の日… | |
雪の日… | |
晴れの日… | |
砂漠にいる時… | |
おはよう… | |
こんにちは… | |
こんばんは… | |
おやすみ… | |
セトス自身について·印象 | |
セトス自身について·首領 | * 好感度Lv.4後に解放 |
世間話について… | |
焚火について… | * 好感度Lv.6後に解放 |
「神の目」について… | * 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと… | |
興味のあること… | |
セノについて… | * 好感度Lv.4後に解放 |
ティナリについて… | * 好感度Lv.4後に解放 |
アルハイゼンとカーヴェについて… | * 好感度Lv.4後に解放 |
放浪者について… | * 好感度Lv.4後に解放 |
ディシアについて… | * 好感度Lv.4後に解放 |
キャンディスについて… | * 好感度Lv.4後に解放 |
ファルザンについて… | * 好感度Lv.4後に解放 |
ニィロウについて… | * 好感度Lv.4後に解放 |
セトスを知る·1 | |
セトスを知る·2 | * 好感度Lv.3後に解放 |
セトスを知る·3 | * 好感度Lv.4後に解放 |
セトスを知る·4 | * 好感度Lv.5後に解放 |
セトスを知る·5 | * 好感度Lv.6後に解放 |
セトスの趣味… | |
セトスの悩み… | |
好きな食べ物… | |
嫌いな食べ物… | |
贈り物を受け取る·1 | |
贈り物を受け取る·2 | |
贈り物を受け取る·3 | |
誕生日… | |
突破した感想·起 | * 突破段階「1」で解放 |
突破した感想·承 | * 突破段階「2」で解放 |
突破した感想·転 | * 突破段階「4」で解放 |
突破した感想·結 | * 突破段階「6」で解放 |
通常攻撃·1 | |
元素スキル·1 | |
元素スキル·2 | |
元素スキル·3 | |
元素爆発·1 | |
元素爆発·2 | |
元素爆発·3 | |
宝箱を開ける·1 | |
宝箱を開ける·2 | |
宝箱を開ける·3 | |
HP低下·1 | |
HP低下·2 | |
HP低下·3 | |
仲間HP低下·1 | |
仲間HP低下·2 | |
戦闘不能·1 | |
戦闘不能·2 | |
戦闘不能·3 | |
ダメージを受ける·1 | |
重ダメージを受ける·1 | |
重ダメージを受ける·2 | |
チーム加入·1 | |
チーム加入·2 | |
チーム加入·3 |
Stories
Title | Text |
キャラクター詳細 | いつの間にかシティに新顔が増えていた。 その砂漠出身の若者は、気が向くといつもするりと人の輪に入っていく。皆がしばらく経ってようやく、さっき話していた相手が初対面の人間だと気づくほどだ。彼らはあちこち聞き回って、やっと彼の名がセトスだと知る。 「どこで知り合ったんだ?彼は君の古い友人だろう?」互いに質問し合った結果、誰もがセトスと知り合って間もないことに気づく。 狂風にあおられて高い壁を越える砂粒のように、セトスはいとも簡単に人々の中に溶けこみ、故郷や旅について語り始める。皆はそれを好ましく思い、いい友人として遇する——なぜなら、彼が印象的な緑色の瞳と言葉を巧みに操る唇を持っているからだ。 夕暮れ時、新たな友人は物語を抱えてやってくる。セトスは自分がエルマイト旅団の傭兵たちと旅をした際、いかに駄獣を連れて砂嵐を避け、オアシスの畔にテントを張って夜を過ごしたか、砂漠の夜がどれほど寒かったか、一晩寒さに耐え抜いて迎えた夜明けがどれほどありがたかったかを語った。 セトスが話すと、苦難もただの経験の一種に過ぎず、すべてが物語として存在するようになる。人々はその物語にどんどん惹かれていき、彼の訪れを楽しみに待つようになった。 たった一度だけ、テーブルで酔いつぶれる聴衆を横目に、シラフのセトスがグラスを回していたことがある。 彼はこう言った。 「みんなは物語に出てくる僕があまりに平凡だと言うけど、じゃあこれならどう?主人公である僕は金の鍵を持っていて、いつでも遠い昔に失われた宝物庫を開けられ、人々を神秘の地に案内できる。ねえ、まさかそのほうがいいのかな?」 「俺に言わせれば、それじゃ逆につまらないな。平凡な人間が不思議な体験をするからこそおもしろいんだ!それにこの世にそんな変わった謎の人物がいたとしても、お前みたいに若くはないはずさ」酒場のマスターは思わずそう口を挟んだ。 「だよね」とセトスは返す。その姿はなぜかとても嬉しそうに見えた。 |
キャラクターストーリー1 | シティの人たちはセトスが全力疾走する姿をめったに見かけない。だが実のところ、この若者は大変足が速い。追いつこうとすれば、きっと風ほどの速さが必要になるはずだ。 セトス本人もそれを自慢にしていて、しょっちゅうこう言う。「砂漠で生きるには何か特技が必要だろ?僕の特技は速く、長く走れることなんだ」 そのため彼のもとには様々な依頼が舞い込む。副業と言うほどでもないが、ただ足がやけに速いというだけで隣人から重責を任され、大病で自宅の床に伏せる老人のために手紙を届けたり、教科書を忘れた間抜けな学生に宿題を届けたりする。 その報酬は様々だ。モラを渡す学生もいれば、コーヒーをご馳走したり、深謝の意を表するために大切な七聖召喚のカードを贈ったりする者もいる。 だが老人たちの謝礼はよりバラエティに富んでいた。彼らはお金だけでなく、手料理でセトスをもてなしたり、年季の入った置物を引っ張り出して贈り物にしたりする。 物分かりの大変よいセトスは、決して嫌がる素振りを見せない。彼は価値に応じてそれらを分類し収蔵する。お金、置物、使い道のないこまごました物、七聖召喚のカード、その他といった風に。 「どんな仕事でも引き受けるなんて…まさか、使い走りが好きなわけじゃないでしょうね?」トレジャーストリートの御婦人が尋ねた。 セトスは彼女の作るフィッシュロールフライが好物だ。聞くところによると、この街でその美食にありつけるのは彼女の家族と隣人、それに店の手伝いをしたセトスだけだそうだ。 彼は婦人が持ってきた弁当箱を手にしたまま、真剣に考えこんだ。 「そっか」セトスは驚いた顔で言った。「今日初めて気づいたよ。僕は使い走りがすごく好きなんだなって」 「もっといい仕事を探さないの?あなたは物知りで仕事もできる。なんなら…アルバイトの口でも探してあげましょうか?」婦人は心配でたまらないという風に言った。 セトスはただ手を振り、遠くを飛ぶ人影を指差した。「おばさん、あの人は何をしてると思う?」 婦人が顔を上げると、大きくて丸い物体が飛んで行くのが見えた。その下には人がいるようだ。彼女は驚いて言った。「あれも使い走りなの?」 「あれは笠っちというヴァフマナ学院の学生なんだ。そして、彼は実にすばしっこい」セトスはフォークを持ち上げた。「彼も時々、頼まれて院の手紙を届けてるらしい」 「つまり、彼もそれが気に入っているってこと?」 「いやいや、彼はそうでもないみたいだよ。でも僕は違う。人と関わるのは楽しいし、簡単な雑用をするのも好きだ。ほら、こうやって食事もご馳走になれるしね。それにちゃんと本業もあるから、心配は無用さ」 それから何日も、セトスは忙しく働いていた。ある日、用事で出かけた際、教令院の通用門を通りかかると木の上から不意にからかうような声が降ってきた。「教令院の使い走りまでするとは、本当に手広いんだね」 木の股に腰かけているのは他でもない、笠っちだ。セトスは彼に笑いかけて、持っていた弁当箱を掲げた。「昼メシにしようかと思ってさ。貰いものだけど、君もどうかな?」 「君の仕事は使い走りじゃない。他に大事な役目があると見た」 「君もただの学生じゃない。他に大事な役目があると見たよ」 ここまで言えばもう十分だった。笠っちは無言で帽子のつばを直し、あっという間に姿を消した。セトスが一体何者で、何か要職に就いているということは近くの人々の耳に届かなかったし、誰も関心すら持っていない。 セトスはのんびり眺めのよい場所を探して座り、様々な理由で手に入れた無料のランチを楽しんだ。彼は速く走れるお陰で色んな人たちと出会い、様々な謝礼がもらえることに心から満足していた。 * 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 酒に酔った飲み友達たちはセトスの物語に出てくる隠者のことなど覚えていない。宝物庫の鍵を管理する謎の人物、その話を覚えているのは店主のランバドだけだ。彼は酒や料理を楽しもうと訪れる客に尋ねた。「語り部から聞いた話なんだが、どう思う?そんなことが本当にこの世にあるんだろうか?」 そこにいる者は互いに顔を見合わせた。ドリーはフィッシュロールをフォークで刺して、ぽつりと言った。「そんな人がいたらとっくに大金持ちになっているでしょうね」 「それかどこかの部族のリーダーになっているかもしれませんね?そういう物語が生まれるのは砂漠でしょう」隣のテーブルのキャンディスが答えた。 ディシアは笑ってある人物を思い浮かべ、こっそりランバドに尋ねた。「どうしてありえないと思うんだ?若者にだって謎めいた肩書くらいある。そいつもお酒を飲みに来たり、普段は仕事を探したりしてるかもしれないぜ」 その頃、セトスは遠く離れた土地にいた。彼は旅行鞄を背負い、軽快に歩を進める。太陽が徐々に姿を消し、夜の闇が遠方から這い出ようとしていた。同行者の因論派の学者は消えゆく太陽を見て、怯えた表情を浮かべた。セトスは雇い主を見ると、無言で飲み水を手渡した。 セトスの歩調は学者に合わせた、ゆっくりとしたものだ。夜になると、雇い主とガイドは大きなテントを共に使った。学者はセトスの建てたテントの脇に座り、感激の面持ちで火に当たった。 「お金に苦労している様子もないのに、なぜ砂漠を目指す者のガイドを引き受けたのだい?君はどうやら砂漠暮らしが長いようだね」 「ヒマだし、手伝ってくれって言われたから来たんだよ。僕は砂漠で育って、教令院の試験には落ちた。君たちがどんな研究をしてるか興味もあったしね。こうして学者さんのガイド兼護衛をするのも、おもしろいと思って」 セトスは落ち着き払っていた。様々な場所で物語を聞かせるときと同じように、一切ボロを出さない。その顔は誠実そのものだ。学者もそんな彼を無視できず、教令院の面白話や、同級生や同僚、研究の愚痴を話し始めた。セトスは頬づえをつき至極真剣に話に耳を傾けた。学者の暮らしに興味津々といった様子だ。 それから一週間、セトスは名もなき学者の実地調査に付き添い、彼を教令院まで無事に送り届けた。謝礼を受け取ったセトスはそれを確かめもせずポケットに放り込むと、手を振って正門から出て行った。 彼は院を出てすぐに大マハマトラ·セノに遭遇した。セノは彼と遠くにいる学者を交互に見て、納得した顔を見せた。 「副業のほうはどうだ?あの学者の研究はおもしろかったか?」とセノが尋ねた。 セトスはセノに倣って手すりにもたれかかり、沈む太陽を見つめた。 「まぁね。でもああいう学者は頭が固すぎる。あの人は知恵のある部族が砂漠に隠れ住んでると思いこんでるんだ。いくらキングデシェレトの霊廟のそばにはいないと伝えても信じない。しまいには僕の実家があの辺にあると言っても、信じなかった」 「そいつに言ってやるといい。俺やティナリやコレイ、ディシアのみんなが、お前の出身地を証明するとな」 「いや、それだとあの人は僕をただの嘘つきだと思うだろうね。いくらヒマでもそんなやつがガイドなんかするかってさ」 * 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | スメールでキングデシェレト文明を研究する者、キングデシェレト·アフマル及びその配下七柱の名前を淀みなく、そらんじることができるその信奉者は、みな「沈黙の殿」の存在意義を理解している。 それは極めて古い組織である。その使命を知る者がいるとすれば、「崇高」と「管理」という二つの言葉でそれをまとめるはずだ。 知恵の頂点であるヘルマヌビスが沈黙の殿を建ててからすでに千年以上が経つ。彼らの唯一かつ最も崇高な目的は、門外不出の知識を管理することだ。幾千年もの間、砂漠では動乱が起きた——その中で沈黙の殿は彼らの有するあらゆる知識を携えて戦火を逃れ、各地を転々とした。一旦は雨林や教令院に身を寄せたものの、教令院の権力者に対する不信感からその地を離れ、結局は忘れられし土地に逃れることとなった。 ストーリーの語り部セトスは、まさにその沈黙の殿の出身であった。彼は自分で言うような平凡な人間では決してない。それどころか、平凡な身分が彼の人生の穴を埋めてくれたとも言える。 セトスは砂漠に生まれた。母は商人、父は傭兵であったと聞く。ある者は様々な手がかりを繋ぎ合わせ、彼の両親は希少な砂漠の部族出身だと推理した。だが残念ながら、セトス本人に実の両親の記憶はない。物心つく頃にはすでにバムーンに引き取られ、血の繋がらない孫として沈黙の殿で暮らしていた。 数年後、セトスは特異体質であることが判明する。ヘルマヌビスの跋霊を受容できる体質だったのだ。それゆえ彼は、自分に憑依した偉大な力と神聖な絆を築くことができた。 幼い頃、彼と似た体験をしたもう一人の人物、大マハマトラ·セノはいち早くスメール人の尊敬を集めていた。セトスはセノのように名を馳せ注目されるのをよしとせず、スメールシティに来てからは名前や身分を隠してごく普通の人間として過ごした。 彼は平凡で完璧な家庭環境をでっち上げ、住む場所を手配し、時おり砂漠のガイドや商隊の手伝いをして暮らした。退屈すると色々な場所で友達を見つけておしゃべりし時間をつぶした。 もちろんそれは暇な時だけで、忙しくなると状況は一変した。時々クラクサナリデビに呼び出されて、賢者たちと共に協力の過程で生じる諸問題を検討することもあった。そう、セトスはすでに前首領のバムーンから沈黙の殿の指導者という立場を引き継いでいたのだ。彼は沈黙の殿を率い、再び教令院と協力関係を結んだ。 平凡なスメールの新住民セトス、沈黙の殿の新たな首領セトス。二つの身分は天と地ほど違うが、そのどちらもセトスが実際に経験していることだ。 彼にどちらの暮らしが好きか尋ねても、きっと選ぼうとはしないだろう。そしてこう言うのだ。「いやいや、その必要はないよ。人って、取捨選択をしすぎると生きるのが辛くなるんだ。だってほら、お酒とコーヒー、どっちかを捨てる必要ある?どっちも自分のものだろ?」 * 好感度Lv.4後に解放 |
キャラクターストーリー4 | 沈黙の殿の前首領バムーンは「血塗られた名を背負う者」と呼ばれている。その称号が何に由来するのかはセトスもよく知らないし、さほど興味もない。 沈黙の殿のメンバーであるセトスは一般の子供とは相反する特殊な視点を持ち、何年もかけて沈黙の殿がこの世界にとってどんな意味を持つのかを理解した。 こうした組織の首領として、バムーンはどれほどのものを背負っていたのだろう?セトスは自分なら分かると思っていたが、想像するのは難しかった。 セトスの記憶にあるバムーンは人情味のない首領ではなく、親しみやすく我慢強いじいちゃんだった。まだ元気な頃は、よく砂漠にも連れていってくれた。 野営、探検、狩猟…面白いものであれば何でもやった。料理や道を探す技術は全部その時に学んだ。テントの張り方もじいちゃんが直接教えてくれた。 その頃のセトスはとてもやんちゃだった。タンブルウィードをどこまでも追いかけ、中に何があるか確認するまで決してやめなかった。バムーンも昼間は好きなようにさせていたが、日が暮れると彼をテントに連れ戻し、難しい本や文献を読んだ。 セトスが横からこっそりのぞきこむと、バムーンは言った。「堂々と読めばいい。別に貴重な古書でもないのだから。まさかこれが我々の所から持ち出したものだとでも思ったか?」 沈黙の殿に保管されている古書は極めて貴重なものばかりだ。首領といえども無条件には持ち出せない。バムーンがテントに持ち込んで読んでいるのはほとんどが個人の蔵書で、中には砂漠の商人から買い求めたものもあった。 祖父と孫はテントにこもって共に一文字ずつ文献を読んだ。セトスは意味が分からなくなると、前に目にした謎々や人から聞いたことわざを黙って砂に書きつけた。 彼はバムーンに尋ねた。「ウサギってなあに?」 バムーンは答えた。「猛獣のエサ、干し草の天敵だ」 彼はさらに質問を続けた。「じゃあトビヘビってなあに?」 バムーンはしばらく笑ってから言った。「セトスの幸せを祈る生き物だ。祭司が言っていた。セトスは狐の機敏さとトビヘビの器用さを身につけるだろうとな」 夜を越え空が明るくなると、セトスは各種武器を手に山の斜面に向かう。彼はそこで戦闘スキルの訓練を受けた。最初は遠距離戦、次に近接戦だ。弓矢は他の何人かの指導を受けたが、槍の使い方はバムーンが教えてくれた。 セトスはバムーンに尋ねた。「じいちゃんはこの武器が一番好きなの?」 バムーンは答えた。「一番わしに合っているのだよ。槍は戦上手の代名詞であり、勇士の勲章だ。あのジュライセンですら槍を使っていた。あやつが勇士とは断言できないがね」 セトスはじいちゃんの結論を待つまでもなく、その表情からジュライセンを臆病者と思っていないことに気づいた。だからこそ、じいちゃんは戸惑っていたのだ。 その後、彼も槍を手に入れた。おもしろいことに、その槍は一目で砂漠の人間の手によるものではないと分かった。バムーンは余計な説明を加えず、ただそれがジュライセンの残したものだと語り、よい武器だから使えばいいと話した。 聡明なセトスは、その時点でバムーンの言葉に潜む深意に気づいた。 彼は幾度も繰り返し考えた。バムーンは本当にジュライセンを恨んでいるのだろうか?もしかするとそれは自分のもとを去った友人への不満であって、憎しみではないのかも?本当に恨んでいるなら、相手の物を取ってはおかないはずだ。だがバムーンは無造作に槍を取り出し、ありふれた物だと言わんばかりのさり気ない口調を崩さなかった。 沈黙の殿とバムーンの求めるものは一致していたが、バムーンの感情は沈黙の殿のものとは異なっていた。首領たる彼は、ジュライセンのような人物を恨むべきだ。だが友人としての彼は、ジュライセンの勇気を称えていたのかもしれない。 そうした矛盾をずっと抱えたままでいるのは不可能だ。いつの日か、じいちゃんは何らかの方法で自分と沈黙の殿の間にある小さな齟齬を解消するだろう。 枝葉を切り落とし、また正しい道を作り直すのだ。バムーンとはそういう人だ。セトスの中ではいつまでも優しくて我慢強いじいちゃんだが、それでも彼は血塗られていた。 次にバムーンが犠牲にするのは彼自身だと、セトスは知っていた。バムーンも孫がいつか自分の心を見破ると気づいていた。 それが祖父と孫の暗黙の約束だった。それが果たされる日、彼らはただの祖父と血の繋がらない孫ではなく、歴史の分かれ道に立つ二人になるのだ。 * 好感度Lv.5後に解放 |
キャラクターストーリー5 | セトスはほぼ毎晩「友達」という言葉を口にする。 友達と称される人物は物語の随所に登場した。外見も年齢も、性別も身分もみなバラバラだ。セトスがその友達の名前を明確に口にしたことは一度もない。ただ「僕の友達はいいやつばっかりだ。みんながいなければ、僕の暮らしはそりゃあもう退屈だっただろうね」と言うばかりだ。 大マハマトラ·セノはセトスの初めての友達だと言えるだろう。厳密に言うと、二人は旧知の仲だ。セノがまだ沈黙の殿にいた頃、セトスと会話したことがある。その後二人は共に跋霊移植の実験台となり、憑依されたことで記憶の一部を失った。セノのほうが状況はより深刻だった。沈黙の殿での暮らしについては、ほぼ完全に忘れてしまっている。セトスのほうはまだ症状が軽く、人に関する記憶を失っただけで済んだ。 彼は、自分が何を忘れたかはっきりとは言えなかった。実の両親のことかもしれないし、幼馴染の姿形かもしれない。幸いセノ以外の幼馴染はみな沈黙の殿に住んでいたため、彼らの顔を改めて覚えるのはさほど難しくなかった。一旦忘れた友達セノについても、その後再会して本物の親友になった。セトスはそれが嬉しくて、時々セノを「兄弟」と呼んだりもする。 砂漠を出てから、兄弟セノの親友ティナリもセトスの大事な友達になった。ティナル人の血を引くこのレンジャー長は、普段アビディアの森で暮らしている。彼は木や植物、森に迷い込んだ人々について、一旦話し出すと止まらない。緑の乏しい砂漠出身のセトスは、ティナリの仕事や生活に大いなる興味を寄せていた。彼はよくセノと一緒にティナリの家で食事をご馳走になったり、コレイとテント張り競争をしたりする。 頼りになる傭兵ディシアやアアル村のガーディアン·キャンディスとも、その後すぐ友達になった。キャンディスはさらにセトスを村に招き、村民に砂漠の奥から来た旅の者だと紹介した。 不思議そうな顔をするセトスに、キャンディスはこう答えた。「あなたは毎日あちこち行ったり来たりで忙しそうですから、そう呼ぶのが一番ふさわしいと思ったのです。自分の定めた道をひたすら突き進めるのは、とても素晴らしいことですよね」 ある穏やかな日、セトスは沈黙の殿に戻った。 彼は検討中の課題を持ち帰って皆に共有し、雨林の様々な特産品を渡した。沈黙の殿には雨林に行ったことのないメンバーも多数いる。彼らは珍しいものを見てとても喜んだ。 仕事を終えたセトスは古びた水嚢とお気に入りの楽器、アビディアの森の木の葉を携えた。その夜、彼はかがり火を焚き、バムーンの墓碑のそばで一夜を過ごした。 悲しみや迷いが理由ではない。セトスはただ、自分を育ててくれたじいちゃんのそばに戻りたいと、それだけを願っていた。バムーンのそばにいると、どこまでも心が凪いでいくように思えた。 「これは友達が選んでくれた葉っぱ。特別なものじゃないけど、すごくきれいだから見せたかったんだ」 「あ、そうだ。別の友達からは旅の者って呼ばれた。どう思う?昔じいちゃんが旅の者だと名乗ったとき、皆からそれにしては行った場所が少なすぎると言われたよね。僕が今それになったんだ。僕なら時間もたっぷりあるし、じいちゃんよりその名にふさわしいと思うよ」 彼は葉っぱをかがり火に入れた。片手でそっと手招きをするように、炎がふわりと舞い上がった。 セトスは薪を動かして、笑った。「そっか。じいちゃんも賛成してくれるか」 * 好感度Lv.6後に解放 |
古びた水嚢 | 獣の皮で作った古い水嚢。年数を見ると、その歳はセトスより上だ。セトスはそれをとても大事にしていて、いつもそばに置いている。 それはじいちゃんからの贈り物だ。部族によっては上質な水嚢を勇士へのご褒美にするところもあると聞く。バムーンはそうとは言わなかったが、セトスが一射で遠くの鳥を撃ち落とした際にこれを手渡してくれた。 水嚢の革にはじいちゃんが自ら刻印した孫の名が入っている。 * 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | 狩りは通常、災いが去ってから始まる。だが時には例外もある。 仲間のミスでセトスとバムーン、それに沈黙の殿のメンバー二人は野獣に囲まれた。彼らは一晩中獣の群れと対峙し、夜明けを待ってその中の数頭を倒した。 セトスはそこで積極的かつ果敢な戦いを見せた。彼は年老い、過去の様々な戦いで傷ついたバムーンの身体が、すでに野外での戦闘を率いる者としてふさわしくないことをよく理解していた。だから夜明けを迎えた後、セトスが野獣の頭部を貫く最初の矢を放ったのだ。 風を切り裂く矢は油に注がれた一滴の水のように、新たな激戦を招いた。 だがちょうどその時、突如として地面が揺れ始めた。人間の生け捕りに集中していた獣たちは反応が遅れた。気づいたときにはもう遅く、瞬く間に数頭が流砂に呑みこまれた。 セトスは高所への撤退を指揮した。ロープ等の道具を使い、迅速に辺りで一番高い場所を目指す。流砂から逃れようとする野獣たちも当然その場所に目をつけた。突進を繰り返す彼らを、セトスは片っ端から撃ち落とした。 しばしの混乱の後、生き残った野獣たちは命からがら逃げだし、生存者たちはほっと一息ついた。だが、よりによってそのとき嵐が巻き起こる。そして、一瞬のうちに激しさを増した。 狂風の中でセトスは他の三人を見失いかけた。緊迫した状況の中、彼はロープを皆の腰に巻き付け、もう一方の端を自分の体にくくりつけると、全力で岩にしがみついた。 どれだけ時間が経ったのだろう。荒れ狂う風の音が止んだ。セトスはぎゅっとロープを引き、他の人たちをゆっくりと自分のもとにたぐり寄せた。 彼らは改めて空を観察し、安全を確認してから来た道を引き返した。途中、セトスは崖下に横たわる大小一頭ずつの野獣を目にした。 バムーンは遠くからそれを眺め、「多分親子だな。成獣が幼獣を連れ戻そうとしてバランスを崩し、風にあおられて落下したのだろう」 「さっきの野獣の仲間でしょう…他にも小さいのが何頭かいましたよね?この一頭を助けるために成獣は犠牲になり、他の幼獣は庇護者を失った。それじゃ元も子もない…無謀すぎますよ」他のメンバーが首を振った。 流砂と嵐から子供を助け出す。どう考えても勝算はゼロに近い。だがセトスは、バムーンが何かを思い浮かべているかのようにずっと遠くを見つめていることに気づいた。彼は結局、最後まで口を開こうとはしなかった。 命拾いした一行はゆっくりとその場を離れた。最後尾にいたセトスは去り際に崖下を眺め、改めて志を果たせずに終えた野獣を見た。 死線を越えたばかりの彼のポケットには、重い「神の目」が一つ増えていた。だがさっきのような場面では、過程に価値はない。時には目に映る結果だけがすべてのこともある。 セトスはポケット越しに神の目を握りしめ、淡々と、けれども深くその道理を理解した。 * 好感度Lv.6後に解放 |
64 responses to “セトス”
Dude looks like Hermes in genshin impact , does he runs fast too? is he a messenger?
I am pretty sure he would be loved so much.
Finally 2 new character that can take advantage of C6 sara. I will use my standard quicken team rotation.
Start with my baizhu e q
Sara e skill
Switch to sethos/chlorinde and just spam
Satisfaction guaranteed
I can agree with this, I like Sara but there needs to be more characters who work with her
Rn I use her just for Yae nukes
I’m happy to see that Sethos’ A4 got buffed. I remain confident that he will easily be the second (at C6) 4* main DPS upon his release, only behind Gaming.
Hoyoverse is definitely introducing power creep for 4* main DPS characters now.
I just wish they implemented this for Freminet instead of waiting till 4.4
We could’ve had a good physical dps but instead he’s just not 😔