ムアラニ

ムアラニ
ムアラニNameムアラニ
Titleざぶざぶウェーブチェイサー
Occupationメツトリ
AssociationNATLAN
RarityRaritystrRaritystrRaritystrRaritystrRaritystr
WeaponWeapon Catalyst
ElementElement Hydro
Day of Birth3
Month of Birth8
Vision (Introduced)
Constellation (Introduced)ナミアザラシ座
Chinese Seuyu王晓彤
Japanese Seuyu東山奈央
English SeuyuCassandra Lee Morris
Korean Seuyu김도희
Descriptionナタ中に名を馳せるガイドであり、マリングッズ店の経営者でもある、さまざまな水上スポーツに精通した波追い人。
Character Ascension Materials
澄明なラピスラズリ·砕屑
澄明なラピスラズリ·欠片
澄明なラピスラズリ·塊
澄明なラピスラズリ
祝福の縛印
波しぶきのエラ
従戦士の木笛
戦士の鉄笛
竜冠戦士の金笛
Skill Ascension Materials
「角逐」の教え
「角逐」の導き
「角逐」の哲学
光なき一塊
知恵の冠

Table of Content
Stats
Skills
Skill Ascension
Related Items
Gallery
Sounds
Quotes
Stories

Stats

LvHPAtkDefCritRate%CritDMG%Bonus CritRate%MaterialsTotal Materials
1118214.1544.395.0%50.0%0%
20306636.71115.165.0%50.0%0%
澄明なラピスラズリ·砕屑1
0
波しぶきのエラ3
従戦士の木笛3
モラ20000
澄明なラピスラズリ·砕屑1
0
波しぶきのエラ3
従戦士の木笛3
モラ20000
20+408048.84153.225.0%50.0%0%
40610573.08229.275.0%50.0%0%
澄明なラピスラズリ·欠片3
祝福の縛印2
波しぶきのエラ10
従戦士の木笛15
モラ40000
澄明なラピスラズリ·砕屑1
0
波しぶきのエラ13
従戦士の木笛18
モラ60000
澄明なラピスラズリ·欠片3
祝福の縛印2
40+682581.7256.315.0%50.0%4.8%
50785294.0294.895.0%50.0%4.8%
澄明なラピスラズリ·欠片6
祝福の縛印4
波しぶきのエラ20
戦士の鉄笛12
モラ60000
澄明なラピスラズリ·砕屑1
0
波しぶきのエラ33
従戦士の木笛18
モラ120K
澄明なラピスラズリ·欠片9
祝福の縛印6
戦士の鉄笛12
50+8813105.49330.955.0%50.0%9.6%
609850117.92369.935.0%50.0%9.6%
澄明なラピスラズリ·塊3
祝福の縛印8
波しぶきのエラ30
戦士の鉄笛18
モラ80000
澄明なラピスラズリ·砕屑1
0
波しぶきのエラ63
従戦士の木笛18
モラ200K
澄明なラピスラズリ·欠片9
祝福の縛印14
戦士の鉄笛30
澄明なラピスラズリ·塊3
60+10571126.54396.985.0%50.0%9.6%
7011618139.08436.315.0%50.0%9.6%
澄明なラピスラズリ·塊6
祝福の縛印12
波しぶきのエラ45
竜冠戦士の金笛12
モラ100K
澄明なラピスラズリ·砕屑1
0
波しぶきのエラ108
従戦士の木笛18
モラ300K
澄明なラピスラズリ·欠片9
祝福の縛印26
戦士の鉄笛30
澄明なラピスラズリ·塊9
竜冠戦士の金笛12
70+12338147.7463.365.0%50.0%14.4%
8013397160.38503.135.0%50.0%14.4%
澄明なラピスラズリ6
祝福の縛印20
波しぶきのエラ60
竜冠戦士の金笛24
モラ120K
澄明なラピスラズリ·砕屑1
0
波しぶきのエラ168
従戦士の木笛18
モラ420K
澄明なラピスラズリ·欠片9
祝福の縛印46
戦士の鉄笛30
澄明なラピスラズリ·塊9
竜冠戦士の金笛36
澄明なラピスラズリ6
80+14117169.0530.185.0%50.0%19.2%
9015185181.78570.275.0%50.0%19.2%

Skills

Active Skils

クーリングトリートメントクーリングトリートメント
通常攻撃
最大3段の攻撃を行い、水元素ダメージを与える。

重撃
一定のスタミナを消費し、空中に向かってプクフグフロートを打つ。プクフグフロートは着地時に水元素範囲ダメージを与える。

落下攻撃
空中に存在する水元素の力を集めながら落下し、地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に水元素範囲ダメージを与える。
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5Lv6Lv7Lv8Lv9Lv10Lv11Lv12Lv13Lv14Lv15
1段ダメージ51.4%55.25%59.11%64.25%68.1%71.95%77.09%82.23%87.37%92.51%97.65%102.79%109.22%115.64%122.07%
2段ダメージ44.63%47.97%51.32%55.78%59.13%62.48%66.94%71.4%75.86%80.33%84.79%89.25%94.83%100.41%105.99%
3段ダメージ70.03%75.29%80.54%87.54%92.8%98.05%105.05%112.06%119.06%126.06%133.07%140.07%148.82%157.58%166.33%
重撃ダメージ142.88%153.6%164.31%178.6%189.32%200.03%214.32%228.61%242.9%257.18%271.47%285.76%303.62%321.48%339.34%
重撃スタミナ消費505050505050505050505050505050
落下期間のダメージ56.83%61.45%66.08%72.69%77.31%82.6%89.87%97.14%104.41%112.34%120.27%128.2%136.12%144.05%151.98%
低空/高空落下攻撃ダメージ113.63% / 141.93%122.88% / 153.49%132.13% / 165.04%145.35% / 181.54%154.59% / 193.1%165.17% / 206.3%179.7% / 224.45%194.23% / 242.61%208.77% / 260.76%224.62% / 280.57%240.48% / 300.37%256.34% / 320.18%272.19% / 339.98%288.05% / 359.79%303.9% / 379.59%
サメサメウェーブブレイカーサメサメウェーブブレイカー
スピードと波を操る術を駆使し、いつでもどこでもサーフィンの姿勢に入る。
発動後、ムアラニは夜魂値を60獲得し、夜魂の加護状態に入る。

夜魂の加護·ムアラニ
継続的に夜魂値を消費する。夜魂値が尽きた時や、再発動時、ムアラニの夜魂の加護状態は終了する。夜魂の加護状態は以下の特性を持つ。
·ざぶざぶサメくんに乗ることで、ムアラニの移動速度と中断耐性がアップする。この状態にあるムアラニは水面と液体燃素の上を移動でき、液体燃素によるダメージを無効化できる。
·通常攻撃を行う時、代わりにサメサメバイトを行い、ムアラニのHP上限を基に夜魂性質の水元素ダメージを与える。サメサメバイトは空中でも発動でき、与えるダメージは通常攻撃ダメージと見なされる。
·この状態で敵に触れると、ムアラニは敵に獲物マークを付与し、ウェーブチャージを1層獲得する。ウェーブチャージは最大3層まで重ね掛け可能。同じ敵から獲得できるウェーブチャージは0.7秒毎に1層のみ。

ウェーブチャージと獲物マーク
サメサメバイトを行う時、ムアラニはウェーブチャージの層数を基に、与えるダメージをアップする。ウェーブチャージが3層の場合、ムアラニのサメサメバイトはサメサメバイト·ビッグウェーブとなり、与えるダメージがさらにアップする。サメサメバイトやサメサメバイト·ビッグウェーブが敵に命中した後、ウェーブチャージをクリアする。
また、これらが敵に命中すると、その敵の獲物マークは解除される。さらに、付近の獲物マークをまだ持っている最大5体の敵にサメサメロケットを発射して獲物マークを解除する。サメサメロケットの与えるダメージはその時のサメサメバイトのダメージに相当する。サメサメバイトとサメサメロケットの目標の敵が1体を超えると、与えるダメージが下がり、最低で元の72%になる(敵が3体以上いる時)。

サメくんはサーフボードであるだけでなく、淡水ザメでもある。ただ噛みつきたいだけで、本当に相手を食べたいわけではないらしい。
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5Lv6Lv7Lv8Lv9Lv10Lv11Lv12Lv13Lv14Lv15
サメサメバイトの基礎ダメージHP上限8.68%HP上限9.33%HP上限9.98%HP上限10.85%HP上限11.5%HP上限12.15%HP上限13.02%HP上限13.89%HP上限14.76%HP上限15.62%HP上限16.49%HP上限17.36%HP上限18.45%HP上限19.53%HP上限20.62%
ウェーブチャージダメージアップHP上限4.34% / 層HP上限4.67% / 層HP上限4.99% / 層HP上限5.43% / 層HP上限5.75% / 層HP上限6.08% / 層HP上限6.51% / 層HP上限6.94% / 層HP上限7.38% / 層HP上限7.81% / 層HP上限8.25% / 層HP上限8.68% / 層HP上限9.22% / 層HP上限9.77% / 層HP上限10.31% / 層
サメサメバイト·ビッグウェーブの追加ダメージアップHP上限21.7%HP上限23.33%HP上限24.96%HP上限27.13%HP上限28.75%HP上限30.38%HP上限32.55%HP上限34.72%HP上限36.89%HP上限39.06%HP上限41.23%HP上限43.4%HP上限46.11%HP上限48.83%HP上限51.54%
サメサメバイトのクールタイム1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒1.8秒
夜魂値上限606060606060606060606060606060
クールタイム6秒6秒6秒6秒6秒6秒6秒6秒6秒6秒6秒6秒6秒6秒6秒
爆瀑ロケット爆瀑ロケット
敵を追跡するビッグサメサメロケットを発射し、ムアラニのHP上限を基に夜魂性質の水元素範囲ダメージを与える。

ムアラニが「爆瀑ロケット」と名付けたのは、名前の中に火や水があって、温泉っぽいからだそうだ。
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5Lv6Lv7Lv8Lv9Lv10Lv11Lv12Lv13Lv14Lv15
スキルダメージHP上限58.44%HP上限62.82%HP上限67.21%HP上限73.05%HP上限77.43%HP上限81.81%HP上限87.66%HP上限93.5%HP上限99.35%HP上限105.19%HP上限111.03%HP上限116.88%HP上限124.18%HP上限131.49%HP上限138.79%
クールタイム15秒15秒15秒15秒15秒15秒15秒15秒15秒15秒15秒15秒15秒15秒15秒
元素エネルギー606060606060606060606060606060

Passive Skills

夜域の賜物·逆巻く怒濤夜域の賜物·逆巻く怒濤
夜魂値が尽きると、ムアラニは代わりに燃素を消費して夜魂の加護状態を維持する。
燃素を利用できるナタのエリアにいる時、「夜魂トランス:ムアラニ」を行える。フィールド上にいるキャラクターがダッシュ、泳ぎ、特定の天賦による移動状態にあるとき、または一定の高さの空中にいるとき、ムアラニに切り替えて登場すると次の効果が発動する。ムアラニが夜魂の加護状態に入り、夜魂値を40獲得する。自身のチームにおいて、夜魂トランスは10秒毎に1回のみ発動可能。

さらに、ムアラニが夜魂の加護状態で水面や液体燃素を移動する時、ナタ地域で消費する夜魂値または燃素-75%、ナタ以外の地域で消費する夜魂値-35%。
耐熱型淡水プクフグ耐熱型淡水プクフグ
サメサメバイト·ビッグウェーブが敵に命中した時、近くにプクフグフロートを1個生成する。プクフグフロートを獲得したムアラニは夜魂値を20回復する。1回の夜魂の加護期間中、この方法で生成できるプクフグフロートは2個まで。
ナタのナンバーワンガイドナタのナンバーワンガイド
付近にいるチーム内キャラクターが「夜魂バースト」を起こした後、ムアラニは継続時間20秒、最大3重まで重ね掛け可能な「ウェーブチェイサーの心得」を1重獲得する。爆瀑ロケット発動時、ムアラニはウェーブチェイサーの心得をすべてクリアする。クリアした層数1つごとに、それぞれHP上限の15%/30%/45%を基に、今回の爆瀑ロケットの与えるダメージをアップする。
笑顔が秘訣!笑顔が秘訣!
燃素を利用できるナタのエリアにいる時、一部の採集物を採取すると燃素が15回復する。また、ミニマップで周囲のナタ地域の特産の位置を表示する。

Constellations

のどかなメツトリのどかなメツトリ
夜魂の加護状態での初めてのサメサメバイト·ビッグウェーブと、それが起こすサメサメロケットの与えるダメージがムアラニのHP上限の66%分アップする。今回のダメージアップ効果はサメサメウェーブブレイカーのダメージ減衰ルールに準じる。
また、戦闘中でない時、ムアラニが夜魂の加護状態で消費する夜魂値と燃素-30%。
ムアラニ、 全力で行っきまーす!ムアラニ、 全力で行っきまーす!
夜魂の加護状態に入ると、ムアラニはサメサメウェーブブレイカーのウェーブチャージを2層獲得する。ムアラニがプクフグフロートを獲得すると、ウェーブチャージをさらに1層獲得する。
また、1回の夜魂の加護状態の間、ムアラニはプクフグフロートを2個獲得した後の2秒間、追加で夜魂値を12回復する。固有天賦「耐熱型淡水プクフグ」を解放する必要がある。
喜びの波に乗ろう!喜びの波に乗ろう!
サメサメウェーブブレイカーのスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。
サメくんの主食は プクフグだよサメくんの主食は プクフグだよ
プクフグフロートを獲得するとき、ムアラニは元素エネルギーを8回復する。固有天賦「耐熱型淡水プクフグ」を解放する必要がある。
また、爆瀑ロケットの与えるダメージ+75%。
おんなじサーフボード、 販売中!おんなじサーフボード、 販売中!
爆瀑ロケットのスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。
「流泉の衆」の精神「流泉の衆」の精神
命ノ星座「のどかなメツトリ」のダメージアップ効果について、「夜魂の加護状態での初めて」という制限を解除する。

Skill Ascension

Sounds

TitleENCNJPKR
Party Switch
Party Switch when teammate is under 30% HP
Party Switch under 30% HP
Opening Chest
Normal Attack
Medium Attack
Heavy Attack
Taking Damage (Low)
Taking Damage (High)
Battle Skill #1
Battle Skill #3
loc_combat_sound_1000500
Sprinting Starts
Jumping
Climbing
Heavy Breathing (Climbing)
Open World Gliding (Start)
Open World Idle
Fainting
Idle Performance

Quotes

Audio Language:
TitleVoiceOver
初めまして…
世間話·遊びに行く
世間話·波を追う
世間話·団結
雨の日…
雷の日…
雪の日…
晴れの日…
暴風の日…
砂漠にいる時…
おはよう…
こんにちは…
こんばんは…
おやすみ…
ムアラニ自身について·お店のとっておきの品
ムアラニ自身について·ダンス
* 好感度Lv.4後に解放
呼び込みについて…
命を託し合うことについて…
* 好感度Lv.6後に解放
「神の目」について…
* 好感度Lv.4後に解放
シェアしたいこと…
興味のあること…
マーヴィカについて…
* 好感度Lv.4後に解放
カチーナについて…
* 好感度Lv.4後に解放
キィニチについて…
* 好感度Lv.4後に解放
チャスカについて…
* 好感度Lv.4後に解放
シトラリについて…
* 好感度Lv.4後に解放
イアンサについて…
* 好感度Lv.4後に解放
シロネンについて…
* 好感度Lv.4後に解放
イファについて…
* 好感度Lv.4後に解放
夢見月瑞希について…
* 好感度Lv.4後に解放
ヴァレサについて…
* 好感度Lv.4後に解放
ムアラニを知る·1
ムアラニを知る·2
* 好感度Lv.3後に解放
ムアラニを知る·3
* 好感度Lv.4後に解放
ムアラニを知る·4
* 好感度Lv.5後に解放
ムアラニを知る·5
* 好感度Lv.6後に解放
ムアラニの趣味…
ムアラニの悩み…
好きな食べ物…
嫌いな食べ物…
* シナリオ「白石に埋もれし黒石」をクリア
贈り物を受け取る·1
贈り物を受け取る·2
贈り物を受け取る·3
誕生日…
突破した感想·起
* 突破段階「1」で解放
突破した感想·承
* 突破段階「2」で解放
突破した感想·転
* 突破段階「4」で解放
突破した感想·結
* 突破段階「6」で解放
元素スキル·1
元素スキル·2
元素スキル·3
元素スキル·4
元素スキル·5
元素スキル·6
元素爆発·1
元素爆発·2
元素爆発·3
ダッシュ開始·1
ダッシュ開始·2
宝箱を開ける·1
宝箱を開ける·2
宝箱を開ける·3
HP低下·1
HP低下·2
HP低下·3
仲間HP低下·1
仲間HP低下·2
戦闘不能·1
戦闘不能·2
戦闘不能·3
ダメージを受ける·1
重ダメージを受ける·1
重ダメージを受ける·2
チーム加入·1
チーム加入·2
チーム加入·3

Stories

TitleText
キャラクター詳細初めて「流泉の衆」を訪れた人が、水泳やサーフィン、ダイビング、水球…といったこの地で人気の水上スポーツを体験したいと言えば、きっと誰もがムアラニを紹介するだろう。
ムアラニが経営するマリングッズショップ「プクフグスローライフ」の商品デザインはどれも洗練されており、品質も抜群。また本人はガイドを務めるほど豊富な知識を持っている。お客さんのためなら、彼女は熱心に「幸運をもたらしてくれる」デザインやカラーを選んでくれる。それだけでなく、その人に合った温泉や快適な海水浴場、綺麗なビーチを勧めてくれるため、楽しいバカンスを過ごせるだろう。
また、野外や秘境探検に興じている冒険者であれば、少しお代を上乗せすることで、ムアラニが自ら道案内をしてくれる。次世代のガイドたちの中でも突出した実力を持つムアラニは、豊富な野外知識とガイド経験を持つ。安全かつ確実に目的地へたどり着きたい、あるいはドキドキに満ちた旅をしたい観光客がいたら、いずれもムアラニがその望みを叶えてくれるはずだ。
「旅で何よりも重要なのは、目的地へ向かう道中を楽しむこと。そして、運が回ってきたタイミングで出発することだよ~!」
キャラクターストーリー1「流泉の衆」にしばらくいた人であれば、そこの住人であれ観光客であれ、ほぼ誰もがある少女に目を奪われた経験があるだろう。
たとえば、海辺で静かに日光浴を楽しんでいる時、ふいに遠くから「ヤッホー!」という声が近づいてきたかと思うと、その直後サーフボードに乗った少女が海からとてつもない勢いでビーチに上陸し、辺り一面に砂を舞い上がらせる。
また、ビーチバレーボール大会を観戦していると、一人の軽快な動きの少女が大声でチームメンバーを鼓舞している姿が目に入る。しかし次の瞬間には、飛び上がってボールを力強く相手に打ち返す。彼女が興奮して張り上げた、波しぶきをも震わすような声が聞こえてくるはずだ。
またあるパーティーで、初対面の招待客たちが小声で雑談し、少々気まずい雰囲気になった時、彼女はまるで大スターのように堂々と登場し、高らかにこう言うのだ。
「どうしたの、みんな静かすぎるよ!音楽が流れたんだから、一緒に踊ろうよ!」
言い終えるやいなや、彼女は音楽とリズムに乗り、会場の真ん中で踊り始めるのである。周囲の者もそんな彼女の情熱に染まっていき、次第に踊り出す…
もし周りの人に彼女のことを尋ねれば、すぐにムアラニという名を知ることができるだろう。
その後マリングッズを買いに店へ赴けば、再びあの朗らかな笑顔を見ることができる。
もともとサーフボードを買うだけのつもりだったとしても、もれなく彼女から「流泉の衆」の各地にある温泉の場所とそれぞれの良さ、そしてサーフィンをする際の注意事項やどこに行けば彼女のコホラ竜と出会えるかといった情報までも知ることができるはずだ。無論それだけでなく、彼女は幸運をもたらしてくれるからと、青いサーフボードを勧めてくるだろう。
そこで「実は以前、君に会ったことがあるんだ…」と言って、挨拶をしてみたとしよう。
すると「あっ、友達だったんだね!じゃあ今回は四割引きしてあげる!サーフィンを勉強したかったら、またあたしのとこまで来てね!」と言ってくれるはずだ。
そうして本来、数日だけバカンスを楽しむつもりだったにも拘わらず、結局数か月もその地に滞在することになるのだ。きっと、その間にいい友達になれるはずだ。そして好奇心から、どうして誰に対しても、それこそ初対面の人にもそこまで親切になれるのかと尋ねれば、こう返ってくるだろう。
「う~ん、それはたぶん…この世界の人には、もう友達になった人とまだ出会ってない友達の二種類しかいないって思ってるからかな!」
少し考えた後、ムアラニはそう言ってとびっきりの笑顔を見せるのであった。
* 好感度Lv.2後に解放
キャラクターストーリー2ムアラニの両親は大成功を収めた貿易商だ。二人はナタでの貿易販路のみならず、外国の商人たちとの協力関係も築き上げていた。
ムアラニがまだ幼い頃、両親は常に仕事に追われていた。ほとんど家にいない時もあったほどだ。そういう時、ムアラニは飼っている仔犬と街を散歩したり、部族にいるほかの子供たちと様々な水上スポーツで競い合ったりして遊んでいた。
しかし、休日になれば一家は必ず家の中を飾り付け、ご馳走を作って家族団らんを楽しむ。
そんな一家全員がそろった食卓で、ムアラニは両親にこんなことを伝えたことがある。自分も忙しそうにしている両親の仕事を手伝いたい。そうすれば温かな家族の時間が増えるはずだと。
「あたしの性格は絶対商売に向いてるって色んな大人から言われてるんだよ」とムアラニは言った。
しかし母親は、娘には様々なことに挑戦し、様々なものを見てから自分のやりたいことを決めてもらいたいと考えていた。
父親も、本当に商売をしたいと思えるようになってから家業を継いでも遅くはないし、ほかにもっとやりたいことが見つかれば、自分たちは全力で応援すると言った。
それからムアラニは言われた通り、様々な場所へ足を運んだ。さながら鳥のように、軽やかにナタの山々と峡谷を越えていった。遠くにある風景は確かに魅力的だった。しかし海辺で育った小鳥は飛び回るにつれ、いつしかあの海風が運んでくる潮の匂いを常に恋しく思うようになっていた。
そして家に戻った彼女は様々な水上スポーツを遊び、装備を研究し始めた。今の装備に満足できず、自ら改造をして性能を引き上げていくのと同時に、ラッキーカラーや個性的な模様を塗装するようにもなった。
彼女のこの行動によって、やがて一つの流行が生まれた。ムアラニが何かしらの装備を変えるごとに、周りの人たちはこぞってそれと同じスタイルを求めた。その要望すべてにムアラニが応えていったこともあり、いつしか「装備屋さん」としてそれなりのモラを稼ぐようになった。
こうしてできた「プクフグスローライフ」は開業して以来、水上スポーツ愛好家たちが集う場所になった。もちろん水上スポーツを好む者もいるし、装備のほうを好む者もいる。
いずれにせよ、ムアラニはだんだん商売を楽しいと思うようになった——好きな物を買った人は、まるで宝物を手にしたかのように笑顔になり、それはキラキラと輝くモラよりも眩しい。
しかし、これがムアラニの一番やりたかったことなのかと訊かれれば、彼女はきっと頭を掻きながらこう言うだろう。
「まあ、人生はまだ長いんだしさ、いますぐゴールを決める必要はないよ。進む足さえ止めなければ、これからもずっと違う景色が見られる!そうじゃないとつまんないじゃん!」
* 好感度Lv.3後に解放
キャラクターストーリー3以前のムアラニは旅をする際に一切計画を立てなかった。辿り着いたその場所で彼女はぶらぶらして、現地の人たちと交流してその地の面白いものやグルメ、独特な風習を尋ね、その場で行き先を決めてきた。
もし話が盛り上がれば、ムアラニは喜んでその人たちも連れて出かけ、しまいには賑やかなパーティーやピクニックが開かれることだろう。
その場所に少し長くいるだけで、ムアラニは「現地の人しか知らないスポット」を知り尽くしてしまう。
同じく観光に来た者がムアラニに道を尋ね、彼女がすらすらとオススメスポットを教えるのを見てしまったとしよう。きっとその観光客は彼女をガイドと誤解して、案内してもらうために代金を支払おうとする。そういったことも珍しくない。
しかしその際、ムアラニは手を左右に振ってこう言う。「ガイドは観光客の安全も守らなきゃだから、あたしには無理だよ。それにあたしだって、ここに来たばっかりだし!」
遠方から友達が流泉の衆へ遊びにきた時こそ、ムアラニの本領が発揮される。
彼女は生まれながらのガイドだという友達もいれば、
「ガイドになったら、誰も行ったことがない龍の遺跡に連れてってほしいんだ。ひょっとしたら金になるお宝が見つかるかもしれない。」と唆す者もいる。
それを言われた当の本人はなるほどと思ったのか、翌日には有名なガイドとして知られるヌウに弟子入りを打診した。
そこでムアラニは、みんなを探検に連れていく時はどんなスキルを身に着ければいいのかを尋ねた。
ヌウは少し考え、こう言った。「まずはサバイバル知識だ。たとえば野生動物の習性や日常的に見かける植物の用途と調理方法、あとは野営地を見抜く方法なんかだな。それからその場所の地理を熟知していないといけない。潮の流れや噴火の周期もだ。あとは実際にその場所に行って、峡谷や洞窟、火山を一通り回ってみることだな。そうだな、三年かけてスタート地点に立てるといったところか。」
それを聞いてムアラニは帰ろうとしたが、ふと、いつもとは違う場所に行ってみたいという思いがよぎり、高額な授業料を支払った。
安全に目的地へ到達することこそが一番重要なのだと、ヌウが口酸っぱく指導してきたにも拘わらず、ムアラニはいつも脇道には何があるのか覗かずにはいられなかった。もし、すごいお宝があったら?それで、コホラ竜の巣穴に誤って入ってしまったり、雑草で隠れていた穴に落っこちてしまったりといったアクシデントに見舞われていた。
だがこうした状況も、ムアラニは気に留めなかった。彼女からすれば、間違った道を進んだことは正しい道を知ることに繋がるからだ。たとえば落っこちた洞穴には、年代も分からないほどの鉱石が眠っていた、といった予想外のサプライズが起こるといった具合に。
その後、彼女は見事ガイドになることができた。師匠の教えを肝に銘じ、できる限り観光客のため安全かつ的確なルートを計画するようにしてきたが、リンゴ抜きのシュトゥルーデルのように、サプライズに欠ける旅はムアラニにとって受け入れがたいものだった。
ある時、ムアラニは観光客を開けた高地へ案内し、集合写真を撮ろうと提案した。観光客がポーズと表情を決め、ムアラニがカメラを向けたその瞬間、遠くにそびえる火山が突如噴火したのだ。
そのタイミングでムアラニはシャッターをきった。撮った画面を見て手を叩いて喜び、「タイミングもあたしの計算通り!やっぱりここは絶好の観光スポットだよ!」と言った。
しかし観光客たちは先ほどの揺れにひどく驚き、互いに顔を見合わせるばかりだった。そこでムアラニはこう説明した。
「安心して、これだけ離れてるんだから絶対大丈夫。この後も何回か小さな噴火が起こるから、座って一緒に見よっ。きっと生涯忘れられない景色になるよ!」
このように、ムアラニはドキドキも添えて安全に目的地まで送り届けてくれる、とても頼れるガイドなのである。
ただし、いい値が付きそうな龍の遺物は残念ながら、まだ見つかる気配がない。
* 好感度Lv.4後に解放
キャラクターストーリー4「ねえ、お願い~!今回の旅の運勢を見てほしいんだってばぁ!」と、ムアラニは全身でドアを押しながら声を張り上げ、「お金なら出すから!」と続けた。
「他の人をあたってちょうだい!」と、シトラリ——「謎煙の主」の集落から少し離れた場所に住まう大祭司は、家の中でドアが開かないように押さえつけていた。「少し道案内するだけじゃない。どこにそんな危険が潜んでいるの!ネガティブすぎるにもほどがある!」
二人はシトラリの家のドアを挟んで押し合っていたが、最終的にはドアが壊れたら全額弁償してもらうというシトラリの脅しでムアラニはようやく押すのをやめた。
しかし、当然ながらムアラニは諦めなかった。翌日、食べ物をいっぱいに詰めたお弁当を携えて、再びシトラリの家を訪れたのである。
アカラジェに、ブレイズ・ミートシチュー、そしてちび竜ビスケット…シトラリは客人を招き入れるつもりはなかったが——主に部屋の片づけが面倒であったため——料理に免じて彼女を家に上げた。
ムアラニはシトラリが満腹になって気持ちが和やかになった頃を見計らい、またもや彼女に懇願し始める。さらに、とっておきの切り札を出した。
「シトラリおばあさま知ってる?『蜃気楼戦記』の新刊が出るんだって!」
シトラリは平静を装った。「知ってる。その作品の生き字引とも言われる忠実な読者としてトーゼンのこと。」
「それがさ、今度ナタを取材したいからってガイドを依頼してくれたのが、あの八重堂の編集者にして作者本人なんだよね。あっ、もしかしたら、発売される前に本が手に入ったりして…」
「オホン、ナタの地は未知と神秘に満ちている。ワタシたちは皆、夜と炎を恐れ敬わなければならない。今回だけはトクベツってことにしておいてあげる。」
……
「もし脇道を見つけたら必ず右へ進むように。」これはシトラリが瞑想の中で未来を予想した際に得られた啓示だ。「喜びなさい、ムアラニ。もし予知をしていなかったら大事になっていたかもしれない。」
出発する前、ムアラニはマップを見て、今回の目的地までは最初から最後まで一本道だと確認していた。にも拘わらず、ムアラニ一行が火山に足を踏み入れた時、これまでマップに記されたことのない脇道が現れた。火山活動の活性化で辺り一帯の地形が変わってしまったようだった。
しかし、彼女がシトラリの言いつけに従うと、無事に本来の目的地に辿り着くことができた。
これ以降、ムアラニは尊敬の念を込めてシトラリを「大先輩」と言うようになり、頻繁に色んなプレゼントを持ち込んでは彼女から「人生のアドバイス」を求めるようになった。ムアラニが「幸運」や「不運」といった言葉を口にすることは、この時から次第に増えていったのである。
今日も二人は相変わらずシトラリの家のドアで押し合いを繰り広げている。もしシトラリが押し負ければ、再びムアラニが家に上がることになるだろう。
* 好感度Lv.5後に解放
キャラクターストーリー5ナタとアビスの戦争は数百年にわたり続けられてきた。ムアラニも他のナタ人同様に、幼い頃から英雄の物語を聞かされて育った。しかし日常は彼女の目に映る限りでは、ウォーベンに描かれた物語のように危険に満ち溢れて、心を突き動かされるようなものではなかった。
ムアラニの記憶では、「流泉の衆」の雰囲気は常に悠々自適でのんびりしていた。真剣な話し合いの前も、大人たちはまず気持ちよくひとっ風呂浴びてから、おやつをつまみ、牛乳を飲んで、やっとゆるゆると本題に入る。
おまけに部族で流行っている音楽もゆったりとしたスタイルの曲ばかりだ。
幼いムアラニは、遥か昔の戦場の物語を聞いて不可解に思ったことを守衛の大人の一人に投げかけた。
「アビスってすっごく危ない敵なんでしょ?なのになんでみんな、いつものんびりしてるの?」
それを聞いた大人はアハハと大笑いし、ムアラニの頭を撫でてこう言った。「実はそんなに恐ろしいものでもないのさ。ムアラニも大きくなったら簡単に倒せるようになるよ。」
そう言われてムアラニはよく理解できなかったが、別段急いで答えを知る必要のあることでもなかったため、しばらく頭の隅に置いたまま、何不自由なく大人へと成長していった。
そしてある日の夜、アビスが突如部族を襲撃した。魔物と奮闘する守衛たちを目の当たりにした時、ムアラニはこれまで不自由なく暮らしていた日常は当たり前に存在するものではないことを悟った。
彼女は部族の大人たちから少しずつ戦い方を教わっていった。様々な水上スポーツに慣れ親しんでいた彼女は素晴らしい素質を持っていて、その戦いっぷりはさながら素早く泳ぐサメのようだった。
その後、彼女は順調にチームを結成し「帰火聖夜の巡礼」に参加したが、ほとんどが新人で構成されたこのチームは団体戦で早々に敗退した。
ひどく落ち込むメンバーがいる中で、ムアラニは相変わらずニコニコしていた。「あのベテランたちと手合わせできたってだけでも大したもんじゃん。それにあたしたち、これで実戦経験を積めたわけだし、次は絶対もっと上手くいくって!」
彼女の言った通り、成績は試合の回数を重ねるごとに上がっていき、ついには優勝し、晴れて「夜巡者の戦争」に参加する資格を勝ち取った。
彼女の記憶にあるアビスの敵は太刀打ちできないほどに強く、その印象は幼い頃に見たあの日の夜のままだった。しかし彼女は仲間たちと一緒に戦った時に驚きを隠せなかった。なんと一匹、また一匹と魔物を倒すことができたからである。
「今回は幸運だったね、遭遇したといっても、どれもあんまり強くないやつだったし。」
この「幸運」はずっとムアラニに付いていった。三度「夜巡者の戦争」に参加して、一度も復活を経験することなく、いずれも勝利を収めることができたのだ。
そして彼女が勝利を収めるたびに部族では盛大な温泉パーティーが開かれた。彼女の話を聞いた子供が戦い方を教えてほしいと走って頼みにくることもある。
「俺も姉ちゃんみたいなすごい戦士になりたい!」
そんな子供たちの純粋無垢な顔を見て、ムアラニは幼い自分があの守衛に尋ねたことを思い出し、笑いながら手を振ってこう言った。
「ほんとはね、アビスはそんなに怖いものじゃないんだよ。でも、戦うのは大人になってからでも遅くないし、今は思いっきり遊んでおいてね!」
「そうだ、今度、サーフィンを教えてあげるよ!」
* 好感度Lv.6後に解放
「ざぶざぶサメくん」昔、サーフィンをしていた時、ムアラニはとある淡水ザメに出会った。サメは音も気配もなく、素早くムアラニに近づき、一瞬で水面から飛び出して鋭い牙を向けた。その牙は日差しを受けて、冷酷に光っていた。
「あははっ、君もサーフィンしに来たの?」ムアラニは軽やかに方向転換すると、襲いかかろうとするサメを避けながら距離を開け、こう言った。「じゃあどっちが速いか勝負しよ!」
猛スピードで逃げるムアラニと、そのすぐ後ろを猛追する淡水ザメ。一人と一匹が立てた波が白く長いコースのように水面に引かれていった。
やがて岸辺に近づき、なんの成果も得られなかったサメは腹立たしげに去っていったが、ムアラニは少し離れた場所で手を振りながら「また遊ぼうねー!」と言った。
その後、ムアラニは何度も同じ水域で同じ挑戦者と遭遇することになった。彼女はその挑戦者をサメくんと名付け、人間とサメの速さ比べが幾度となく繰り広げられていった。そのうち数回の速さ比べを経て、ムアラニの速さには次第に磨きがかかっていったが、サメも負けじと少しずつ距離を詰めていき、ついにはムアラニに追いついた。彼も今回ばかりは彼女に噛みつこうとはせず、肉付きの良い身体を優雅に揺らして、自分こそが試合の勝者であることを誇示した。
「今回は君の勝ちだね!はい、約束のご褒美。」と言って、ムアラニは持ってきた小魚の干物を彼に与え、ついでにヒレを撫でた。
これを機に両者はサーフィンを楽しむ仲間になったのだ。ある日、いつもの競争を終えたサメくんはムアラニの周りをぐるぐると回った後、尾びれを振って夕日の方へと泳いでいった。
ムアラニはいつものように手を振って別れた。しかしそれから、ムアラニがサーフィンをしにいつもの場所へ行っても、あの丸っこくて素早い姿を見ることは二度となかった。
ムアラニには分かっていた。出会いも旅と同じで、誰にでも新しい目的地ができるが、一緒に過ごした時間が消えてなくなることはないと。
そう思ったムアラニはすぐさま一枚の紙を取り出して図案を描き始めた。半月後、彼女はこの「ざぶざぶサメくん」のデザイン原案を馴染みの職人に手渡したのである。サメくんのヒレは硬かったが、尾はしなやかだった。記憶の中のサメくんの感触を再現するために彼女は材料にこだわり、牙と顎関節に至るまで再現した。
その一方で配色は誰もがサメくんを一目見て、記憶に残るように、自ずと目を引くものになったのであった。
ムアラニが新装備を携えて登場すると、再び周りの注目を集めることになった。人々の歓声の中、「ざぶざぶサメくん」は最終的に量産販売に至った——無論、一般販売されるにあたって噛む機能は排除されたが。
ムアラニはサーフィンをしていると、時折、いつまたサメくんと遊べるのだろうと考えることがある。「ざぶざぶサメくん」とサメくんのどちらがより速いのか、彼女は切実にこの答えを知りたいと願っている。
* 好感度Lv.4後に解放
神の目後にムアラニは、この「ウモジャ」という古名に込められた意味を明確に理解したが、その実感は何年も前のある穏やかな夜からあった。
その夜、ムアラニとその友人らが賑やかな温泉パーティーを終えた頃には、すでに深夜になっていた。誰もが楽しさの余韻に浸っていた時、遠くから静かな夜には不釣り合いな大きな音が鳴り響いた。
周りの者が互いに顔を見合わせ、何が起こったのか誰も把握できていない中、巡回していたアテアが切羽詰まった様子で駆け込んできてこう言った。「全員はやく逃げて!アビスよ!」
誰もが逃げ惑う騒然とした現場でムアラニは高々と手を上げ「アテアおばさん、あたし残って手伝うよ!」と言った。
ムアラニを切り口に、他の者も力になりたい続々と名乗りを上げた。
「ダメだ、あんたたちにはまだ実戦経験がない。ここに残ってちゃ危ない。戦いは遊びじゃないのよ!」
しかしムアラニの決意は決して生半可なものではなく、部族の一員として、自分だけ逃げるわけにはいかないと考えていた。
「戦わなくても、あたしたちにできることはあるはずだよ!」
そう言ってムアラニは、同じようにこの場に残ることを選んだ顔なじみの仲間たちを振り返った——
イリャパは風みたいに足が速いから、ご近所さんたちに知らせに行ける。オランタは身体が大きくて目もいいから、巡回を手伝える。ヤーナは昔ライフセーバーだったから色んな応急手当のやり方を知ってるし、後方支援の力になれるはず…
「そしてあたしは」と、ムアラニは彼女自慢のサーフボードに足を載せてこう言った。「あたしの速さは折り紙つきだよ!必要なところにすぐ駆けつけてあげる!」
ムアラニの言葉に仲間たちが頷くのを見て、アテアもそれ以上は止められず、彼女たちにお互いに注意して安全第一で行動するように伝えた。
「それならムアラニ、私と『アビスの境門』を探しにいこう。」
……
ムアラニはスピリットウェイを駆けて部族周辺の情況を素早く偵察し、「アビスの境門」の位置を捉らえた。一か所見つけるごとに、彼女は守衛たちと情報を共有していった。
そのうち一つの境門は湧き出てくる魔物が異常に多く、部族側は苦戦を強いられていた。ムアラニがやっとの思いで救援に向かったが、戦場はすでに焦土と化し、黒い炎に包まれていた。
アテアの一太刀が魔物の身体へ深々と食い込んでいく。しかし彼女の背後からもう一匹の魔物がその隙を突き、襲い掛かろうとしていた。
「危ないッ!」ムアラニは叫び、サーフボードを加速させて魔物を突き飛ばしたが、その瞬間、自分に隙が生まれてしまった。
挑発された魔物はくるりと身を翻して彼女に鋭い爪で襲い掛かろうとする。ムアラニは身をすくませたが、攻撃はやってこなかった。その代わりに生温かい血が彼女の頬にかかった。目を開けるとアテアの刀が魔物の心臓を貫いていた。
……
過酷な戦いは明け方まで続いた。すべての「アビスの境門」が封印されたのを確認すると、ムアラニはアテアと守衛たちの後について、疲れ果てて部族へと帰還した。
その時にムアラニはみんな大なり小なり怪我をしていることに気付いた。そして誰かが応急手当を済ませ、傷口には包帯が巻かれていた。それに比べて、周りに守られてきた自分たちはかすり傷程度で済んでいる。
ムアラニの心の中に、今までに感じたことが無いほどの悔しさと自責の念が湧き上がった。「もしあたしがもっと速く、もっとサポートできてたら。」
ムアラニは拳を握り締め、密かに誓った。必ず部族の戦士から戦い方を教わるのだと。
アビスの襲撃中、ムアラニの家族はなかなか帰ってこない娘を心配していた。そしてアテアがムアラニを送ってきて初めて、娘が戦場に行っていたことを知った。
アテアは別れる前に「この子、とても勇敢だったわ。」と言って、ムアラニの頭をぽんぽんと優しく撫でた。
……
その日、ムアラニはとても長い夢を見た。もし寝返りを打った時に顔に硬いものが押し当てられた感覚が無ければ、もっと長く寝ていられたかもしれない。
眠い目を開けてそれを手に取ってみれば、それはキラキラと輝く神の目だった。
窓から差し込む日の光の下で磨いてみたり観察してみたりして、家族が買ってきた単なるおもちゃではないことを確かめる。
「もしかして、初戦の戦利品?…いい兆しかも。」
* 好感度Lv.6後に解放

169 responses to “ムアラニ”

  1. the day they’ll understand they can make a hydro CLAYMORE, it will be bigbrain international day
    it’s outrageous how they keep making fkn catalyst or healers associated with hydro
    anyone with a bit of creativity, please? any geo bow dps – or dedicated healer or support? any anemo or hydro claymore? any anemo-infusion dps sword? should I go on?
    at least they understood they could make a dendro claymore dps, a crumb of intelligence

      
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    • we also need things like def scalers for any element not geo
      let gorou buff something else
      gorou + yun jin would be a really good duo for any NA spammer not geo
      but we’ll never get that, cause that’d be fun and healthy for the game, and genshit devs seem to be so against that
      it’s honestly a miracle what they announced for 5.0, but it’s also too late, 4 years too late
      they’re probably adding all that because numbers haven’t been going up as much as before, who would’ve thought that if you treat both your playerbase and your mc (which is a stand-in for players) like shit people would quit huh

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        • she doesn’t really scale with def all that well, needs c6 and that only buffs her charged attacks so she wouldn’t benefit from yun jin
          I guess she’d actually have a durable shield tho
          we need more real options, but that can somewhat work i suppose

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      • i find it very funny that if you use gorou, mika or sara to buff anything else that is not their respective elemental niche they’re pretty much complete units at c0
        faruzan does not get to be on the list, but also she’s the best of them all when it comes to buffing her own niche, so there’s that

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  2. V4 C0 changes:

    Sharky’s bite CD 1.6 -> 1.8s
    Slightly worse

    Burst multiplier 84.1% -> 105.2%
    A straight buff

    A1 Nightsoul points 35 -> 20
    A1 uses 1 -> 2
    Overall more Nightsoul gain

    20/30/40 → 15/30/45
    Unchanged max potential but worse without 1/2 stacks is worse

    If the extra 5 Nightsoul makes up for the 0.2s Sharky’s bite CD then these changes are good

      
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  3. v3 changes (Sorry for the delay, as I am on vacation)

    E:
    * Massively nerfed (yeah I’ve seen the comments, but this doesn’t mean y’all have to complain)
    * Sharky’s Bite DMG decreased to 15.6% from 22.6%
    * Wave Momentum DMG decreased to 7.8% from 11.3%
    * Sharky’s Surging Bite Additional DMG Bonus decreased to 39% from 56.5%
    * Sharky’s Bite CD reduced to 1.6s from 2s
    * Wave Momentum stack gain cooldown decreased to 0.7s from 0.8s

    R:
    * Skill DMG increased to 84% from 75%

    P1:
    * Nightsoul Point restore increased to 35 from 22

    P3:
    * Nightsoul Point consumption when moving on water has been tweaked
    * OLD: 25% in Natlan; 65% outside of Natlan
    * NEW: 75% in Natlan; 35% outside of Natlan

    C1:
    * Out of combat consumption reduced to 30% from 70%.
    * Increased DMG decreased to 60% from 75%.

    C2:
    * Nightsoul Point restore increased to 25 from 20.
    * Duration increased to 5s from 4s.

    C4:
    * Energy regeneration increased to 15 from 7.
    * Stormburst Shot increased DMG reduced to 75% from 200%.

    C6:
    * CRIT Rate and CRIT DMG increase has been removed.

      
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  4. we won, we mualawin. people can’t just see that she got fixed and somehow buffed haha.
    “UGHHH % GOT NERFED??? EASY SKIP.” 💀
    so immature of them

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      • you have not seen jstern calcs have you?
        ever since I saw his hu tao guide when it was on keqingmains I trust that man with my life

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        • I’ve seen too different jstern calcs
          one considers 3N3 and the others considers N1 3N3
          Mualani rn is able to do N2 3N3 with a little bit of skill, and potentially 4N3 if the enemy hitboxes are in your favor
          Using N1 3N3 she is 3% worse than in V2, using N2 3N3 she is slightly better

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  5. i don’t get why people keep complaining when units are nerfed, or are disappointing for any reason
    like you really wanto to get dry? do you really want to spend money? wtf do you have in your brain? if a unit is a skip is just a win: no primos, no money, no shit farming
    there’s nothing bad, it’s just good
    the real bad thing is imagining a fkn gatcha being amazing, overall flawless. There you can just risk to become a psicho who trivializes his lifetime saving
    hope more crap, and just something nice here and there
    a game so ruined by gatcha, money, gambling, rng farming, and oriental crap like that is bound to die

      
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    • probably because those people are invested in said unit
      i mean, this happened to me as a dehya fan, i loved her in the story and you already know the rest
      it hurts to see some character you want be butchered so hard

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    • It’s perfectly understandable to be upset when a character you love the design of gets an awful kit or just low numbers, because you want to pull them for design but it’s hard to justify for viability
      That said Mualani is fine rn
      Also oriental? Typo or intended? 💀

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      • i doubt that oriental thing was a typo, as bad as it sounds
        they REALLY have adopted the consumerism in their lifestyle and thats where gachas come from originally, for better or worse (mostly worse)

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      • Her multipliers per hit were decreased but she can use Sharky’s bite more often so she’s now in a better position than V2 and doesn’t suffer as much from overkilling enemies
        But once again someone posted the beta changes early without giving the full picture (arle beta flashbacks) and people ran with that saying Mualani is worse than Yoimiya
        then when the V3 changes did come for real some brilliant minds decided to ignore her damage restructucturing and instead just focus on the multiplier nerf

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        • she could already do the same amount of bites, anyone who said she couldn’t wasn’t really looking at the full picture, her maximum performance was still lowered even if she’s easier to use now + she still has that -28% dmg on AoE
          from V1 to V3 she still took at least a -30% in dps, more if you counted the possibility of doing 3 fully charged bites on V1, even if it was very difficult
          are we even looking at the same unit?

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        • In v1 she had significantly higher multipliers than Neuv, in v2 they are around the same, now she’s slightly lower. Taking vape into consideration, she’s still really strong.

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  6. She’s now doing 50% of her original damage, of course no female character in this game will ever be allowed to be a DPS as strong as that boring lizard.

      
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  7. oh mualani im sorry you didnt have the palest fucking skin tone so that means youre supposed to be weak according to combat designers

      
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