
![]() | Name | ハナン·パチャの記録·2 |
Type (Ingame) | 任務アイテム | |
Family | loc_fam_book_family_6969425, Book, Non-Codex Series | |
Rarity | ![]() ![]() ![]() | |
Description | 古くから伝わる「盗炎の賢者」を主人公とした寓話。専門的な歴史学者の考察によると、その内容は実際の歴史とは無関係らしい。 |
Item Story
次に、賢者ワシャクラフン·ウバ·カンが如何にして、燃素を部族の人間に伝授し、「ハナン·パチャ」を作り上げた、について語ろう。 赤と黒の大地から離れた後、ワシャクラフン·ウバ·カンと愚者チャアクは、人間の部族が暮らす山の森の境目までやってきた。 ワシャクラフン·ウバ·カンは人間に燃素の力の使い方を教えようとしたが、彼が口にする燃素にどのような使い道があるのか誰も分からず、習おうとする者は一人もいなかった。 「火起こしなら燧石で十分だし、火を起こす燃料なら、この森の草木や薪がそこら中にある。燃素なんてどんな使い道があるんだ?」 「短見な者よ、草木と薪がいつか尽きると知らないのであろう。石こそがこの世に無限に存在するものだ。燃素で石を燃やすことができれば、燃料の問題を一挙に解決できる」 賢者は自信満々にそう言った。 「ハハッ、私たちはその日まで生きられないかもな」 当時の人間はまだ、夜神の国にいる先祖と会えないので、当然、後のことも考えたりしない。だから、ワシャクラフン·ウバ·カンは諦めるしかなかった。 愚者チャアクは苦悩する賢者を見て、全ての人に燃素がもたらす身近なメリットを見せる方法を何か考えるべきだと、そう賢者に助言した。 「たとえば、俺たちはこの大きい石を山よりも高いところに持ち上げられる。みんながそれを見れば、きっと気になって俺たちのところへやってくるはずだ」 愚者の言葉とはいえ、他に方法がないワシャクラフン·ウバ·カンはとりあえず試すことにした。ワシャクラフン·ウバ·カンはまず、燃素をチャアクに伝授し、二人で大地を浮かせた。この浮かせた大地こそ、「ハナン·パチャ」であり、今、静寂の浮遊島と呼ばれているものだ。 ただ、今と違うのは、当時のハナン·パチャはまだ一つの完全な陸地だったことだ。それは雲にも触れる高さにあり、ナタの全ての人間がそれの存在を目で確認できた。そして四方八方の人が皆、好奇心に駆られて集まってきた。 心優しいチャアクは湖の畔から、燃素の力で人々をハナン·パチャに送り届けた。それから、ハナン·パチャに登った人々は賢者ワシャクラフン·ウバ·カンから燃素の使い方を習った。 ワシャクラフン·ウバ·カンの引率のもと、人々はハナン·パチャに定住する最初の部族を築いた。 |
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