朔風集

朔風集
朔風集Name朔風集
Type (Ingame)任務アイテム
FamilyBook, loc_fam_book_family_1072
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Description歴代マスター・ライトキーパーの功績を記した詩集。そのうちの多くは過去の災厄で失われており、現在収集できるのは、原本のごく一部だけとなっている。

Item Story

——シルヴェスター・ペトロヴィッチ・ソロヴィ——

「……
この死にゆく老いぼれの恥じに耳を傾けてくださるというのなら、
そのご厚意に感謝させていただきたい。
だが、この心情をどう言葉にすればいいのだろう?
悔恨の叫びも、明日には何の約にも立たない。
かつては私も同じように、王の甘言を信じてしまった。
薄紗のように虚ろな約束に、両目を曇らせたのです。
決別の時を迎えて初めて、私たちはより明確に見えるのです——
全ての虚しい希望と、痛ましい遺憾が。

なぜ墓所は、私の心を憂い悲しませるのか、
親友も、故国も、そして肉親さえも、
とうに弔う者もいない長き夜の中で、安らかな眠りについているというのに。
白霜や清水のように冷淡な静寂の中で、
悲しみと苦しみもまた、自然と深い眠りにつきます。
何も問題はありません。幻想も祈りも全て虚しいものであり…
ただ虚しいことのために涙を流させないよう、
だからこそ、心にこのような誓いを立てるのです。
たとえ刹那であろうとも、一瞬であろうとも、
この未だに脈打ち燃え盛る心を、
我が心を食らい、焼き尽くすこの激情を、
束の間の灯火とし、この楽園を照らしましょう。

黄金よりもまばゆい夢を見たことがあるかい?
いかに憎むのか、いかに愛するのか、覚えているだろうか?
夕暮の雲は沈みゆく黄昏の中に消え、
まとわりつくような夕風は、いつも淡い煙を吹き散らす。
歳月は絶えず奔流し、往日を振り返ることもなし、
あなたは覚えているかもしれないし、忘れてしまったかもしれない。
しかし、誰かが明かりをともさなければならないことを、あなたは知っているはず。
たとえそこが、雪原であろうと、辺境の地であろうと。
……」



霜のように蒼白いの光を浴びて、
勇猛な戦士は異郷へと向かう。
無数の魂は古き廃墟に埋もれ、
無数の英雄が霧の中で命を落とす。
漆黒の獣の群れは荒野を疾走し、
すべての生きとし生けるものの希望を踏みにじっていった。
一方で夜鳴鶯は山頂に最初の光をもたらし、
永遠に満たされることのない妄執を断ち切った。

肌を刺す寒風が吹き荒れ、災厄を闇へと沈めていき、
彼は静止した黎明と永遠の昨日を垣間見た。
運命は風と共に流れ、生者と死者の間を通り抜け、
長き夜の琴の音は、早春に散りゆく花の香りのように、
天の雪の幕を払い、夜鳴鶯は太陽を讃える歌を捧げる。

雷鳴の如き世代、
松柏のごとき世代、
海潮の如き世代、
狂風の如き世代——
歳月を以てその名を継ぐ。

……

——セルゲイ・セミョーノヴィチ・マヤコフ——

実力差のある死闘、絶望的な死闘。
一方は、果てしない漆黒の巨大なうねり、
その一方には、この老いさらばえた男、
そして、その手に固く握りしめた刀剣。

霧の中の声は、彼にこう告げた。
盲目で無謀な悪意の持ち主よ、
お前は自分を信じる戦友をまったく顧みないのか?
お前、マヤコフ、傲慢な狂人め、
その悪どい栄光のために、
若者たちの命を散らし、
彼らの母親を二度と息子に会えなくさせ、
彼らの幼き子供たちを二度と父親に会えなくさせるのか。
お前が偽善で引き取った哀れな孤児たちも、
再び父を失う苦しみを味わうことになる。
なぜ救難信号を出さなかったのか?
なぜ、灯台を完全に沈ませてしまったのか?
なぜ、お前を信じる者たちから希望を奪うのか、
絶望の中で死を迎えさせるのか?
この身の程知らずの老いぼれめ!
彼らはみんな、お前の野心のために死んだのだ。
もはや彼らの屍を埋葬する者はいない。
親愛なるマヤコフよ、屈服せよ。
平和のために、彼らに救いを与えるのだ。

彼は陰鬱な表情で海を見つめ、
手に持った斧を磨いていた。

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